日本庭園の苔で思ったこと。
今日の仕事で思ったことメモ。
日本庭園ってミニマムに見えるし砂利や石や苔を使ってるからローメンテナンスなんだって思う外国人がいるみたいだけど、ミニマムに保つために成長を見据えた剪定しないとだし、木の形が大事だから必要なら矯正しないとだし、砂利の間に落ちた落ち葉掃除とか殺意だし、あとこの国で苔庭は難しいですよ。
— hommy (@moi_mot) October 24, 2016
今日このツイートをしたのは、外国人オーナーの日本庭園にメンテナンスに入った時にがっつり感じたことがあり。
あとこの国で苔庭が難しい問題。
イギリスに苔はたくさん生えてるけど、それを一堂に集めて装飾として使うのは、どのクライアントガーデンでも、ガーデンショーでも見たけど苔のコンディションがイマイチで厳しいなと感じます。日本でも難しいと思うけど....
特に大変な点は、
・日照りと空気の乾燥具合を逐一チェックしないといけないこと
・苔を敷き詰めるとブラックバードが苔下の虫を探してひっくり返してしまうこと
・潅水装置をつけること ※でもこれによって他の樹木が根腐れしてしまうパターンもある。
これをクリアするにはお金もかかるし、ずっと苔庭に張り付いてメンテナンスするしかないと思い...苔ってそこらへんに生えてて保水しそうだし簡単だという印象あるかもだけど、実は違うんだよな〜って仕事中にぽつんと思った次第でした。
苔に似たグランドカバープランツが見つかればそれに越したことないなぁ。セダム?
自分がこの国で庭仕事をして感じた本庭園とイングリッシュガーデンの違いや良いところ悪いところを自分なりに文章にまとめて整理したいな。